江戸川区では、令和4年4月1日時点での保育所の待機児童数0名を実現したと大きくアピールされています。これまでに注力してきた保育園新設などの待機児童対策が実を結んだ結果と言えるでしょう。子育て世代の方にとっては、まさに注目すべきポイントではないでしょうか。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e047/kosodate/kosodate/keikaku/taikijidoutaisaku.html
対象世帯:江戸川区内在住で妊娠届出・出生届出を提出
申請方法:令和5年4月以降は電子申請、それ以前は紙申請
妊娠期間中から出産後の子育て期間にかけて、健康や育児に関する相談支援と、出産や子育てに係る費用の一部を支援する「経済的支援」がセットになったもの。「出産応援ギフト:は妊婦面接(ぴよママ相談)を受けることでギフトポイント5万円分。子育て応援ギフトは出産後に新生児訪問を受けることでギフトポイント5万円分が給付されます。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/shussankosodatekouhukin.html
対象世帯:健康保険の被保険者
申請方法:出産予定日の2か月以内に申請
令和5年4月1日以降に健康保険の被保険者が出産された場合、お子さん一人につき50万円が世帯主に支給されるというものになります。「直接支払制度」と「受取代理制度」があり、前者の場合は出産育児一時金を国保が医療機関に直接支払うことで、被保険者は出産費用から50万円を引いた金額を支払う方式。後者は出産後に国保から医療機関等へ出産育児一時金を支払う方式となっています。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e053/kurashi/iryohoken/kokuho/kyuhu/sinsei/childbirth.html
対象世帯:検討中(令和5年5月中旬に決定の予定)
申請方法:検討中(令和5年5月中旬に決定の予定)
昨今の物価高騰に対する克服策の一環として、低所得の子育て世帯を対象に、児童一人あたり5万円を支給する支援策の実施が決定しています。受給のための具体的な条件や申請方法などは検討中とされており、令和5年5月中旬頃に正式に発表される見通しとなっています。しっかりと情報のアンテナを張っておき、利用できる場合は、賢く利用してください。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e049/kosodate/kosodate/teateshien/kyuuhu_r5shien.html
対象世帯:「江戸川区に住所を有する妊婦」または「他自治体で妊娠届出書を提出し、江戸川区に転入した妊婦」
申請方法:「ぴよママ相談」に申し込み、受講
妊娠中に出産や子育てなどに対する様々な不安や悩みを抱きがちな妊婦の方を対象に、江戸川区では「ぴよママ相談」を随時実施しています。保健師などの専門職員が様々な相談に乗ってくれ、その上で受講後にはおもちゃや子供服、おむつ、離乳食などに利用できる「こども夢商品券」9,500円分が支給されます。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/kosodateouennjigyou.html
対象世帯:江戸川区に住所を有する妊婦
申請方法:――
江戸川区では、妊娠や出産に関する様々な悩みについて、相談に門戸を開いています。区内各地の健康サポートセンターには、保健師が所属。またメールや電話などで相談ができる「妊娠相談ほっとライン」も開設されています。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/ninshinsoudan.html
対象世帯:都内に住民登録をしている、婚姻関係または事実婚婚関係にある夫婦
申請方法:郵送
厳密には江戸川区ではなく、東京都が実施するサポートになります。普通に性交渉がありながら1年間妊娠できない不妊症や、流産・死産を繰り返ししてしまう不育症に対して、相談や検査の窓口を開いており、さらには不妊・不育に関する助成金も設けられています。
参照元:江戸川区公式HP
https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/fuikushou.html
対象世帯:東京都特定不妊治療費助成事業の承認決定を1年以内に受け、区への助成申請日に江戸川区に住民登録を有する方
申請方法:郵送または窓口
上記でご紹介している東京都の「東京都特定不妊治療費助成事業の承認決定を受けている方」を対象に、江戸川区の独自の助成も実施。特定不妊治療(体外受精および顕微授精)に加え、男性不妊治療(精巣内精子生検採取法)にかかった保険適用外の医療費(文書料や保険適用の医療費は含まず)の助成が受けられます。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/funin.html
対象世帯:江戸川区に住民登録があり、産後ケアを希望する産後4か月未満のお母さんとその赤ちゃん
申請方法:電子申請
出産後の母子が宿泊施設でゆっくり体を休めながら、助産師による授乳指導や育児相談を受けることができるサービスになります。1日6,000円、1泊2日12,000円の費用がかかりますが、住民税非課税世帯は半額、生活保護世帯は全額免除。1回の出産につき7日まで利用することができます。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/sangokea/shukuhaku.html
対象世帯:江戸川区に住民登録があり、産後ケアを希望する産後4か月未満のお母さんとその赤ちゃん
申請方法:申込みフォームまたは電話で依頼
出産後のお母さんを対象に、助産師が自宅などに訪問し、授乳指導や乳房ケア、育児相談などを請け負うというサービスになります。訪問は1回あたり約1時間。1回あたり2,000円の費用がかかりますが、住民税非課税世帯は半額となり、生活保護世帯は全額免除されます。1回の出産につき3回まで利用することができます。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/sangokea/houmon.html
対象世帯:江戸川区に住民登録があり、産後ケアを希望する産後4か月未満のお母さんとその赤ちゃん
申請方法:郵送
出産後のお母さんを対象に、施設への日帰り方式で、授乳指導や乳房ケア、育児相談などに応じてもらえるというサービスになります。利用時間は概ね午前10時から午後3時まで。1回あたり3,000円の費用がかかりますが、住民税非課税世帯は半額、生活保護世帯は全額免除となっています。1回の出産につき2回まで利用可能。
参照元:江戸川区公式HP https://www.city.edogawa.tokyo.jp/e052/kosodate/ninshin/sangokea/tuusyo.html
少子化の進行により、待機児童数や保育所申込みの数はますます増加すると予測されます。江戸川区でもいまだ多くの待機児童を抱えているのが現実です。
しかし江戸川区には保育システムの充実さや給付金制度の手厚さなど、他エリアにはないメリットが多数あります。支援やサービスの面から見ると、江戸川区子育てに適したエリアだといえるでしょう。