全体的に物価が安く、家賃も比較的安価で住みやすいと評判の江戸川区。ベッドタウンとしての発展を続けており、駅周辺には数多くのマンション・アパートが集中しています。生活拠点を選ぶには困らないでしょう。
エリアごとに周辺施設の数や交通アクセスなどの利便性に違いがあるため、賃貸相場も差があります。ここで覚えておきたいのが、「利便性が高いから相場が高い」とは限らない点です。相場の価格差には、新築住宅の数や治安状況など様々な要因が絡み合っており、「物価は安いけど危険も多いので住み替えたい」「家賃は高かったが周囲に何もない」ということもあるのです。
本項では2021年3月時点の江戸川区の賃貸相場について、主要駅でエリアを分けて紹介しています。実際にどのくらいの価格差があるのかを見ていきましょう。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_33190/)
平均的な価格ですが、治安・アクセスともに良好で比較的安全なエリアです。しかし、商業施設が少なく、生活上の利便性にかけているのが難点です。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_13900/)
周辺施設に恵まれたエリアながらも家賃が安価です。広い部屋も手頃な価格で買うことができます。しかし、他エリアと比べると治安の面で難点があり、安全面なども配慮する必要があります。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_07770/)
全間取りの平均価格が安いエリアです。ショッピングモールや葛西臨海公園など、数々の公共施設・商業施設がそろっていて住みやすいですが、その他の生活施設が少ないことが欠点です。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_34520/)
船堀駅周辺は都営新宿線エリアのなかでも整備された街として有名で、駅周辺には都営住宅・URなどの団地、少し歩くと閑静な住宅街が広がります。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_36730/)
周辺環境が整っていながら、賃貸相場は比較的安い傾向にあります。アクセス面の難点はありますが、県外へ移動しないのであれば特に大きな問題ではありません。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_03060/)
一之江駅周辺は都心から近いですが、地価はそこそこなので購入しやすい印象。都営新宿線の開通後は沿線に大型マンションが増えていますが、一之江エリアはまだそこまで開発が進んでいません。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_17480/)
家賃は平均価格ですが、商業施設・公共施設が多く、生活環境がしっかり整っているエリアです。治安・アクセス面も良好で暮らしやすいエリアと言えるでしょう。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_07760/)
江戸川区の中で、住宅地としての発展を遂げたエリアです。家賃相場はやや高めですが、生活環境・交通アクセスの良さを考えると妥当な価格です。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_28520/)
周辺施設が充実しているエリアで家賃相場も高めです。治安の悪さなど難点はありますが、公園や商業施設が多く子育て世帯に人気で、家族向け物件の需要が高いです。
引用元:https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_13560/
周辺施設に乏しく、比較的相場が安いエリアです。主要施設への公共交通アクセスにも難があるので、バスや自家用車を多用する人が住むのに向いています。
引用元:SUUMO(https://suumo.jp/chintai/soba/tokyo/ek_04920/)
全体的に相場価格が安く、きれいに整備された住宅が多いエリアです。住環境にこだわる人におすすめです。
全体的に物価が安い江戸川区ですが、エリアごとに比較してみると価格差が目立ちます。価格差の理由としては、都心部へのアクセスや周辺施設の多さ、古築・新築の比率などが挙げられます。
相場よりなるべく安い部屋を探すことも大切ですが、安い理由を知ることも忘れてはなりません。